フランスパンが好き


昼食選びに悩んだ時、大好きなフランスパンで空腹を満たす事が多い。日本人でありながら、うどんやそばよりも好きである。何といっても歯ごたえがたまらない。機会があれば本場フランスで超有名なフランスパンを賞味してみたいものです。

ところで、今年5月日本武道館で45年ぶりに第16回世界剣道大会が開催されました。

雑誌によれば、憧れの日本武道館でお隣の韓国やアメリカ、カナダ、フィンランドなど57ケ国の剣士達は自国で培った腕前を披露したとのことです。常日ごろ間借りの体育館で稽古に励む選手らにとっては、立派な床張り道場での試合は足の痛さを気にせず戦えたものと思います。また、決勝戦におけるパワー溢れる韓国剣士や鋭い日本剣士の試合運びを観戦し参考になったものと思います。

日本を含め東アジアの武芸は、歳月を経てその体系を整え、それぞれの特性を持ち、現在もそれぞれに独自の歩みを続けている。したがって、これらは日本でも中国、韓国においても、「我が国の伝統的武芸」「わが国固有の武芸」といつた扱いがされることが通例であると言う。

ならば、戦後間もなく復活した日本の剣道が世界に広まっていく時(剣道文化の変容)、幼少年、青年、中年、高年齢剣士の「日本剣道のあり方」を再構築し実践していくことが必須の課題と考えています。

どんなスポーツや趣味、芸術でもそれを愛好する人々は私のフランスパン好みのように発祥の地で本物との対峙、対話を強く願うと考えるからです。生ある間は世界の剣士が憧れる日本剣道のあり方について考えていきます。