Ⅰ 佐藤先生直伝の形講習(金沢大学剣道部対象)
動画その1解説
全体の流れ―――最初5分程度六本目、七本目について形を打つ際の留意点について解説してあります。5分以後一本目から七本目まで演武しながら個々の形打ちについて簡単な解説を入れました。六、七本目以外の詳細な解説は後日更新予定の「動画その2」「動画その3」をお待ち下さい。
動画の流れ
0秒-概ね1分30秒 六本目の理合い解説。
●仕太刀は打ち間より下段から剣先を上げながら気位で攻める。
○打太刀は仕太刀の攻めを抑えきれず上段の構えを取る。
●仕太刀は間髪を入れず打太刀の左小手に剣先をつけ攻める(平正眼、晴眼)。
○打太刀は仕太刀の小手攻めを素早く躱し中段に変化し、剣先が上がった仕太刀の小手を打つ(打太刀は上段から中段そして小手打ちまでを素早く行うことが大切)。
●仕太刀は待っていたました(予知していた)と摺り上げて小手を打つ。
1分35秒経過あたり-七本目 気当たりについて→相手の「気・気勢」を包み込むように(風に逆らわない柳のように)受け流すことが大切。理解し易いように動作が多少オーバー気味ですが、実際はもうすこし体捌きは小さい動作で行うことが大切。
4分経過あたり 七本目胴打ち後の身構え(残心の取り方)は相手の反撃に備えるため素早く右膝を折敷き振り返り、身構えることが重要。
5分〜最後まで 一本目から七本目までの演武に対してその都度解説してありますが、いずれにしても相手に反撃を許さないように残心・身構えを取ることが重要。
マトメ 形は臨機応変、生きものぞ! 忘れるべからず
以上