井上正孝先生との形対談
対談の狙い
平成11年「体育スポーツ出版社」より井上正孝先生が「日本剣道形の理論と実際」を上梓されました。これを受け、恵土は自分が高野佐三郎先生(大日本帝国剣道形主査)の一番弟子佐藤卯吉先生より教わった形(HP佐藤先生直伝の形)との整合性を確かめるため対談を申し入れました。
先生は言うまでもなく、昭和、平成時代におる名剣士・理論家でかつ社会においても東海大学教授や大阪修道館館長等、我々若輩者が多くの点を学ばなければならない教育者・剣道家で、高潔人格者です。
ご多忙の大先生にも関わらず、若輩の不躾なお願いと質問に長時間にわたり熱心に、かつ懇切丁寧にご教授して頂きました。ここに、故井上先生の日本剣道形の理論とそれにまつわる剣道観をHPに掲載し、多くの剣道愛好家にそのご高説の一旦と先生名調子の「木曽節・男なら」を別途「歌唱編」にて紹介したいと考えたわけです(恵土も不躾、迷調子「王将」を歌わせていただきました)。因みに、ご馳走の全費用は後継剣士育成のため先生持ちでした。尚、井上先生の剣道界等における業績については先生の御著書をご参考にしてください。
とき 2000年7月30日 於いて 神奈川県鶴巻温泉 大和旅館
聞き手 金沢大学恵土孝吉・中部大学渡辺香・金沢大学卒三苫保久
VHSテープ録画 約3時間30分
テープ起こし文書(約40分 一本目〜7本目まで) 係り渡辺
* 動画は約40分間剣道形について対談(質問・応答)。その後の約2時間29分剣道談義は省略しますが、折角なのでこの際井上先生名調子の「木曽節歌唱など」を「歌唱編」として後日HPにUPしますのでご期待ください。(原本DVD恵土・金沢大学剣道部保管)。
以上